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物を持つときに痛むテニス肘に効くストレッチ
物を持つときに痛むテニス肘に効くストレッチ
こんにちは、京都府京田辺市で市位整骨院鍼灸院とスポーツジムTONEBODYの代表をしています市位です。
8月も下旬に入り、学生の皆さんは夏休みも終わってしまいますね。
三年生は部活も終わり、これから受験勉強もあると思いますが希望をかなえるためにがんばってください!
三年生は部活も終わり、これから受験勉強もあると思いますが希望をかなえるためにがんばってください!
さて、今日は肘の外側の骨が痛むテニス肘(上腕骨外側上顆炎)についてお伝えしたいと思います。
はじめは少しの痛みでも日常生活を送る上でどんどん症状がひどくなってしまうことがある痛みですので、少しでもお心当たりのある方は最後までご覧いただけますと幸いです。
腕の筋肉が痛みの原因⁉
手に力を入れるような動作(手首をそらす動き、荷物をひっぱる動き)で肘に痛みが走るという方や肘の外側がズキズキ痛むという方などは、今日ご紹介するストレッチに取り組んでいただくことで痛みを軽減することができます。
また、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の痛みを悪化させない腕の使い方も知っていただくことができます。
腕に力を入れたときに肘の外側に強い痛みが出る原因としては、肘の外側の骨が腕にある筋肉に引っ張られることで骨に炎症が起こります。
これをテニス肘(上腕骨外側上顆炎)といいます。
骨に炎症が出てしまうようになるのには、日常生活動作などで肩から腕が内ねじりに使われる(手のひらを下に向けて使う)ことが関係していると考えられます。
肘の外側の骨が痛むテニス肘(上腕骨外側上顆炎)になり、なかなか治らないというご相談をいただくことがあります。
その多くの場合が、病院などに行く前から少し痛むなーと思いながらも使えなくはないのでそのままにしていたというこがほとんどです。
そのため、今回はテニス肘(上腕骨外側上顆炎)の痛みが酷くなってしまう前に少しでも肘の痛みを軽減できる方法など肘の外側の骨が痛むときにできる対策をお伝えしようと考えました。
肘の痛みは腕のねじれも関係します
肘の痛み対策には、使い方や痛みの状態によって注意しなければいけないポイントがあります。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
①ズキズキと痛む場合
ズキズキと痛むときは、肘の外側にある骨の炎症が強くなっていることが考えられます。
このような痛みが強い場合は一時的に冷やしてあげることでズキズキとした痛みを抑えることができます。
方法
・袋に氷2、3個と水を少量入れ、肘の外側にある骨のあたりにあてましょう。
※保冷剤等を直接皮膚にあてると凍傷になる恐れがありますので、氷と水で直接冷やすようにしてください。
②腕の内ねじりを解消
普段の姿勢や腕を使うときの動作というのは、多くの場合腕が内側にねじれた状態となっています。
このため、肩が内側に巻き背中が丸くなる体勢になります。
この状態が続くことで、肘の外側にある骨への負担が増える恐れがありますので、腕を外側へねじる体操で肘への負担を軽減しましょう。
※手のひらを下に向けた状態でものを持つと痛む→腕が内側にねじれた状態
手のひらを上に向けた状態でものを持つと痛みが少ない→腕が外側にねじれた状態
肘の痛みが強い時は手のひらを上に向けた状態で使うことで痛みの悪化を防ぐことができます。
方法
・普通に立っている体勢で手の親指が外に向くように腕を外側へねじっていきましょう。
・立っている体勢で手のひらを上に向けて肘を曲げます。そこから肘から先が外へ広がるように動かしましょう!
これを5回ずつ2セットほど行うようにしてください。
③骨を痛める筋肉のストレッチ
肘の外側にある骨が痛む原因として、腕の筋肉が硬くなることて腕の力を使うたびに肘の外側にある骨を刺激してしまうことがあります。
これを防ぐためには腕の筋肉を柔らかくしてあげなければなりません。
方法
・手のひらを下に向けて肘を曲げます。
そこから、反対側の脇腹の方へ手を持っていきましょう。
その体勢が取れたら、画像のように痛む骨から少し手首よりで押さえて痛む筋肉を押さえます。
最後に押さえたまま、手をグーにして手首を脇腹の方へ曲げましょう。
まとめ
手首をそらしたときや荷物を持つときに肘の外側にある骨が痛むのは、肘の外側にある骨が腕の筋肉に引っ張られてしまうためです。
引っ張られることにより肘の外側にある骨に炎症がおきてしまうのです。
また、この炎症を引き起こす原因となっているのが肩から腕が日常的に内側にねじることが多いためと考えられます。
洗濯や掃除のような家事やお仕事で腕をよく使うときに肘に痛みが走ったり、ズキズキした痛みがある方は、今回お伝えした対策を実践していただくことで、肘の痛みを抑えることができます。
肘の痛みに対する対策にも色々とありますが、重要なのはできることから少しずつ取り組んでもらうことです!
できる範囲でできることからお試しくださいね^ ^
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
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