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肩こり マッサージはよくない⁉︎
肩こり マッサージはよくない⁉︎
こんにちは、京都府京田辺市で市位整骨院鍼灸院しています市位です。
先日の寒波は10年に一度といわれていた通り、すごい寒さと雪でしたね。
京田辺市では普段あまり雪が積もることはないので雪が積もると何もかもが麻痺してしまって大変でした(^^;
寒さは今回だけだはありませんが、やっぱり寒くなると肩こりや腰痛になるという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今日は肩こりについてお伝えしたいと思います。
肩が凝っている時にマッサージしてもらうと気持ちいいですよね^ ^
でも、気がついたらどんどんマッサージが強くないと効かない⁉︎ということになってはいないでしょうか。
もし、お心当たりがある方は、実は肩こりをどんどん悪化させていまっているかもしれません。
このようなことも含め、肩こりを改善するために必要なことをご紹介しておりますので最後までご覧いただけると嬉しいです^_^
強く押すと筋肉にダメージが残ります
肩こりでどうしても強く押したり、マッサージをして欲しいという方も今回、お話しする内容を知っていただくことで肩こりをさらに悪化させることから体を守ることができます。
また、強いマッサージ以外に肩こりを解決する方法もご理解いただけると思います。
肩こりが辛くてマッサージをしたり、強く押したりしてもなかなかよくならない原因は、強く揉んだりマッサージをすることで、筋肉に強い外力が加わり筋肉の繊維を傷つけてしまっている可能性があります。
一度傷ついた筋肉の繊維は2度と同じ状態に治ることはなく、傷が治った筋肉の繊維はさらに硬くなり、強い肩こりの症状を引き起こしてしまいます。
肩こりに対するマッサージについて今回、お伝えしようと思ったきっかけは、肩こりで当院や当院グループのスポーツジムにお越しの患者様やお客様から
「ストレッチをしてから肩こりが楽になった」
「運動をはじめてから肩こりを気にしてない」
というお声をいただき、肩こりでお悩みの方に強くマッサージすることが悪化に繋がることや強く押したりしなくても肩こりが改善することを知っていただければと思ったからです。
肩こりを改善するために必要なこと
強いマッサージが肩こりを悪化させてしまう原因と解決するポイントは3つあります。
①筋肉は傷つくと硬くなる
強いマッサージや指圧によって筋肉の繊維に傷がついてしまうと2度と同じ繊維に治ることはありません。
皮膚でも深く傷ついた場所は瘡蓋ができて新しい皮膚ができると白く傷跡が残ることがありますよね。
それと同様に筋肉の繊維も傷が治ったところは新しい別の繊維になることで硬くなり元々の繊維の柔らかさを失ってしまうのです。
これが、肩こりのこりを増強させることにも繋がります。
筋肉の繊維が傷ついてしまうと治るときに上図のピンクの部分のように新しい組織で治すため、傷跡の繊維が硬くなり筋肉の伸び縮みを妨げてしまいます。
そのため、筋肉全体の動きも硬くなり、肩こりを増強させる可能性があります。
②下半身も関係している
肩こりには下半身も大きく関係しています。
立っている時にどちらかの足にに重心が偏っていることがありますよね。
座っている時で言えば、足を組むのもどちらかに重心が偏りやすいですね。
このようにどちらかに重心が偏るということは、体が傾いていることになります。
人はこの傾きを補正しようとして下半身が右に傾けば上半身は左に傾けて重心を保とうとします。
このような反応により下半身が傾くと上半身は常にその逆に力を入れなければいけない状態となり、肩や首まわりの力みに繋がり肩こりを増強させてしまいます。
上図のように下半身が後方へ傾くと腰が後ろへ倒れそうになるため顔を前に出してバランスをとらなければならなくなり、必要のない力が肩回りに入るので肩こりを増強させてしまうことが考えられます。
③動く範囲が大きい関節の体操
体の中で大きく動く関節を動かすことで左右のバランスを整えてこりが発生しにくい状態をつくることがおすすめです。
肩関節や足の付け根の股関節は体の中でも比較的広範囲に動くことができる関節です。
大きく動くことができる関節が柔らかくなることで、体のいかなるバランスにも対応しやすくなり体を支えるために働く筋肉の繊維を活性化することができます。
このことで、体の一定の場所にばかり負担がかかることを防ぐことができるので結果的に肩こりを防ぐことができます。
まとめ
肩こりがひどくて強いマッサージじゃないと効かない!
でも、根本的に肩こりが改善していないと感じる原因としては、強いマッサージを繰り返すことで筋肉の繊維が硬くなってしまっている可能性が高いです。
筋肉の繊維が傷つくと修復する際に元の繊維とは違う修復剤のようなもので修復するため筋肉の繊維が硬くなるのです。
今日、お伝えした肩こりに対するマッサージの危険性や体全体として改善していく方法を実践していただくことで肩こりが少しずつでも解消する方向へ向かうことができます。
また、肩以外にも体を動かすことで血流が良くなり、頭痛や腰痛又は冷え性などあらゆる面でいい効果を期待することができます。
強くマッサージをした方が気持ちいい感じがすると思うのですが、1日に1回でもいいので少しずつ姿勢を意識したり、筋肉に伸び縮みを出すストレッチをはじめていただけると幸いです。
最後に
本日もブログを最後までご覧くださりありがとうございます!
今日は肩こりに対するマッサージについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
お悩みの解消に少しでも役立つことができていればうれしいのですが(^^)
このブログをご覧くださったあなたもお体のことでお悩みかもしれません。
体の不調や怪我は長く続くと本当につらいと思います。
ご自身で「メンテナンスをしよう」「解決しよう」とたくさんの方法を調べられているけど、なかなか「解決できない」とお困りのときは、当院でお力になれる可能性がありますので一度ご相談くださいね(^^)
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
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