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運動中の怪我 テーピングがズレてしまう理由
運動中の怪我
テーピングがズレてしまう理由
こんにちは、京都府京田辺市で市位整骨院鍼灸院しています市位です。
先日、京田辺市で中学生バスケットボールの活動されている山城イーグルスさんのカップ戦にお邪魔してきました^ ^
コロナ前までとはいきませんが、少しずつこのような催しが増えてきてよかったですね〜
さて、今日はスポーツをしているときの怪我に対するテーピングについてお伝えしたいと思います。
特にテーピングを巻く準備について書いておりますので、「テーピングが思うようにくっつきにくい」とか「テーピングがしわくちゃになってしまう」という方は最後までご覧いただけると幸いです^ ^
怪我をした直後にテーピングを巻いてもズレてしまう理由
スポーツをしている時に怪我をしてテーピングを巻いたけど「ゆるい気がする」「固定できていない」「テーピングがくっつかない」という経験をされた方や指導的な立場の方は、今回の記事を参考にしていただくことで急な怪我が起きたときにテーピングなどの対処をしっかりとしていただくことができます。
部活動などのスポーツをしている時に突き指や捻挫などでテーピングをすることがあると思いますが、スポーツをしている最中にテーピングをしても剥がれやすくなってしまいうまく固定できなかった経験はありませんか?
スポーツをしている最中は皮膚が汗で濡れていたり、汚れがあるためテーピングをしても粘着が効かないことが多いです。
今回、運動中に起こった怪我に対するテーピングについてお伝えしようと思ったのは、先日のトレーナー活動中に「朝、自宅で巻いてきた指のテーピングが取れてしまった」と来られた方がおられ、お話を聞くと朝まで湿布を貼っていて湿布をとりテーピングを巻いてきたということがあったからです。
せっかく早起きしてテーピングを巻いたのにすぐに取れてしまってはもったいないですよね汗
そのようなことがあり、テーピングを巻くための準備について書かせていただきました。
テーピングを巻く前の準備が大切
運動中の怪我に対するテーピングを巻くときにしっかりと固定できるポイントとは
①皮膚の水分
運動中は汗などにより皮膚に水分があるため汗が引くまで待ってから巻くのがベストです。
怪我直後にアイシングをしている場合などはアイシングの後、タオル等でしっかりと水分を拭きとってからテーピングを巻きましょう。
②皮膚の汚れ
皮膚には油分もあるため、テーピングの粘着がつきにくいことがあります。
前日に湿布を貼って寝ていた場合などもテーピングがつきにくい原因となってしまうので、朝に巻くときは巻くところを洗ってから巻くことをおすすめします。
運動中であれば除菌シートなどで拭いてあげてからテーピングを巻くとズレにくくすることができます。
③テーピングの下地
ある程度皮膚の状態が整っていてもテーピングがズレてしまうということもあります。
皮膚も関節などの動きと同様に運動をしているときは動いていますのでテーピングが動きについていけずにズレてしまいます。
このような場合には伸縮性のあるテーピングを下地に使うと皮膚の動きに対して対応できるので、1番皮膚に近いテーピングだけを伸縮性のあるテーピングで巻くとズレを防ぐことができます。
まとめ
運動中の起こる急な怪我として突き指や捻挫などがありますが、その場で慌ててテーピングを巻いてもうまく巻けなかったという方もおられると思います。
その原因は、皮膚に汗などによる水分が残っていたり、汚れが付着しているためです。
皮膚が清潔な状態でないとテーピングの粘着がくっつかないことがあります。
今日、お伝えしたテーピングを巻くための準備を知っていただくことで、運動中の怪我にも慌てずしっかりとした対処ができるようになります。
また、せっかく巻いたテーピングが緩んでしまったり外れてしまうことを防ぐとができます。
テーピングも少しのことでプレーに影響が出ないように巻くことができますので、スポーツ現場の指導者の方も保護者の方もご参考にしていただけると嬉しいです。
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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