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足首捻挫 治らない原因
足首捻挫 治らない原因
こんにちは、京都府京田辺市で市位整骨院鍼灸院とTONEBODYの代表をしています市位です。
なかなかコロナが落ち着かず自由に行動できませんね汗
部活動なんかも色々な制限があり大変な状況のようです。
このような状況で部活動も急に停止や活動と繰り返すとケガをする子供も増えてしまいます。
そこで、今日は部活動のケガでも多い足首の捻挫についてお伝えしたいと思います。足首を捻挫して固定が取れてからも足首が痛むという方はご参考にしていただけますと幸いです。
足首捻挫の痛みが治らない原因は実は・・・
今回ご紹介させていただく方法を実践してもらうことで、足首を捻挫してから「足首の痛みが治らない」というお悩みを少しでも解消できる可能性があります。
足首を捻挫した後、ある程度の固定期間を終えてからも足首の痛みが治らない原因は捻挫したときに靭帯だけでなく筋肉も損傷(ケガ)しているからです。固定期間が終われば、筋肉が正常に動くために足首を動かす練習を始めなければならないのです。
足首を捻挫すると歩くのも辛くて病院に行って固定してもらって痛み止めを飲んで凌ぐということがあると思います。当院においても処置をされてそののち痛みが長引くので来院らされるということがあります。
いつまで動きを制限しなければいけないのか」ということが難しいですよね。
・固定期間が終わったのにまだ痛む
・捻挫から半年も経つのに痛む
といったご相談を受けることがあり、同じようにお悩みの方がおられるのではないかと思い今回の内容をお伝えしようと考えました。
痛みを長引かせないためにできること
足首の捻挫から固定期間が終わっても痛みが引かないという方が痛みを治す方法のポイントについてお伝えします。
※今回は固定が終わり初期の段階での対策についてお伝えします。
①傷はカサブタになります
例えば、転んで膝を擦りむいたとします。その後傷が治る過程では傷ついたところがカサブタになり、カサブタが少しずつ取れて傷が治っていきますよね。
足首を捻挫した時も皮膚の中に内出血が起こるということは、体内の出血が内出血として現れ、腫れが引くときには血が止まっていることが考えられます。
このように体内の傷も皮膚の傷と同じように修復していきます。
②修復されたところが硬くなる
では、次に修復されたところについてみていきましょう。
カサブタが取れた後の傷って新しい皮膚みたいなものができて白っぽくなり、傷痕が残ってしまうことがありますよね。
体内でも同じで傷ついた筋肉は元のままに修復されるのではなく、傷ついたところを修復剤のようなもので修復しています。
そのため、元々の筋肉の柔らかさが硬くなってしまって伸び縮みしにくい状態となり治ってしまうのです。
傷口は治ったが機能は治っていない状態となります。
③痛みを感じるところまで動かす
ですので、硬く治ってしまった傷のまわりにある筋肉を柔らかくしてあげなければいけません。
その方法は簡単にアキレス腱を伸ばすストレッチをしたり、足首を回す体操をするといいでしょう。
固定していた足首をストレッチしたり体操したりすると痛むときもありますが、痛みを感じるところまでゆっくりと動かしていくことが大切です。
動かした翌日に痛みが出ることもありますが、傷口が開いたりする可能性は低いので何度も何度もゆっくりと足首を色々な方向へ動かすことで回復していきます。
運動例
アキレス腱を伸ばす体操
足首の前を伸ばす体操
体操もこれだけではありませんが、足首が動く方向に色々なパターンで動かしてみてください。
まとめ
固定する期間が終わったのに足首捻挫の痛みがなかなか治らない原因のひとつは捻挫したときに筋肉も損傷(ケガ)してしまっているからです。なので痛みを無くすためにはケガをした筋肉を少しずつ動かしてあげることが重要です。
今回のお伝えした痛みが引かない足首捻挫から回復する方法を続けてもらうことで「足首の痛みがなかなか治らない」というお悩みを解決できる可能性が高くなります。
一度にたくさんの運動をしなくても大丈夫ですので、足首の動く範囲を確かめながらぜひ行ってくださいね。
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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